日曜日, 2月 19, 2006

PTCカンポットとのコラボレート商品

メコン展準備。
主人は夕方の便でバンコク経由、成田へ。

私がとても気に入っている、「PTCカンポット(カンポット職業訓練所)」で作られたクロマーの生地で出来ている巾着に、カンボジア特産有機無農薬栽培の黒胡椒をつめました。KURATAPEPPERの刺繍入り。

今年は青年海外協力隊事業40周年で、いろいろな行事が行われています。このPTCカンポットにも織物と婦人子供服の協力隊員が派遣されていて、指導にあたっている。生徒たちはここで織物、染色、裁縫を学び、その後村で生計を立てることになるのだけれど、なかなか道具を揃える事がむずかしく、しかも自分達で市場を見つけることはとても困難なこと。
少しでもお役に立てればなあー、という思い。それにかわいくて自分が気に入っていて。そして、なんといってもカンボジアの文化、クロマー。
カンボジア人はこのクロマーを頭に巻いたり、首に巻いたり、大きい物は腰に巻いたり、手ぬぐいにしたりといろいろ使います。またこの生地は「カンボジアの綿」を使っていて、とても肌触りが良く、洗えば洗うほどやわらかさがでてきます。また、「プロフー」という木の表皮で黄色系に染めたり、ココナッツの果実でベージュ、ピンクに染めたりと、カンボジアに自然にあるもので染色されていて、とてもやさしい風合い。
日本と言わず世界の人にこの「カンボジア」の魅力がつまった商品を、是非手にとっていただきたいと思っています。

ちょっと力が入ってしまいましたが、私の中学校の恩師が私が高校生の時、「青年海外協力隊」で、理数科教師として、ネパールに行っていました。そのころは私がまさか将来海外、しかも途上国で生活することになるなんて夢にも思っていなかったので、「ネパール」も遠い国だと思っていました。でも、こうしてカンボジアに住んで、協力隊を希望したことの無かった私ですが、国際協力を真近に感じることができています。そしてその先生とも、私が帰国すると会ってくれて、いろいろな話をします。昔は先生と生徒だったのに、距離がだんだん近くなっている気がする。

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